過失割合の事例②駐車中・信号待ち・走行中にぶつけられたケース

過失割合の事例②駐車中・信号待ち・走行中にぶつけられたケース

今回も前回に引き続き、状況ごとの過失割合の事例に触れていきたいと思います。
※前回の内容はこちらから。

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記事中でも触れていますが、一見こちらに全く非がないだろうと思われがちなシチュエーションであっても、ちょっとしたことが過失とみなされて過失相殺されてしまう場合もあります。

ご自身の状況と照らし合わせて、保険会社同士が出した過失割合の妥当性の判断基準の一つとしていただければと思います。

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駐車中の車がぶつけられた場合の過失割合

駐車中の車にぶつけた場合には、ぶつけた方に100パーセントの過失が課せられるというのが基本です。

ただし、駐車していた車が駐車禁止スペースに停めていたり、白線で書かれた駐車スペースから明らかにはみ出していたりするケースでは若干割合の変化が見られます。

ですので、本来であれば保険会社同士の交渉を有利に進めるために、事故直後の写真を撮っておくのが理想です。そうすることで、どんな状況の下で事故が起こったのかを証拠として残しておくことができますし、仮に保険会社が決めた過失割合に不満がある場合には、その写真を証拠として提出して交渉をやり直してもらうように請求することが可能です。

信号待ちをしている時にぶつけられた場合の過失割合

信号待ちをしている時に後ろから追突されるという事故は意外と多いものです。この場合では、ほとんどのケースでは100対0で加害者に全責任が問われることがほとんどです。

しかし、信号が青信号に変わっていたのにも関わらず発進していない状況で事故が起こったり、車線からはみ出してしまっていたりした場合には、こちらにもある程度の過失があったとみなされて、過失相殺をされることもあります。

交差点で右折待ちの場合は?

また、交差点で右折待ちをしている時に追突されるというケースもよく見られます。この場合も、基本的には信号待ちをしているのと同じで、加害者側に100パーセント過失があると認められることが多いでしょう。

しかし、対向車線に車が全くいない状態で停車していて、後ろからぶつけられたのであれば、こちらにも過失が多少なりともあると主張されることもあります。

このように、いくら車が停まった状態であったとしても100対0という形にならないこともありますので、注意して過失割合の決定を確認しておきましょう。

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走行中に事故に遭った場合の過失割合

広い道路を直進していて、いきなり狭い道から車が飛び出してきてぶつかったり、交差点を直進していて、右折してきた車にぶつけられたりした場合は、当然相手が過失の大部分を負っているのですが、こちらにもある程度の過失があるとされることがほとんどです。

いくら相手が悪いように見えても、車が動いている限りは、何らかの過失を持っていると判断されるという原則が働きます。

もちろん、このようなケースでは、自分に過失があることに納得できないというのが通常の心理でしょう。そのため、いくらこちらが走行中だったとしても、相手に非があるとして、過失割合をできるだけ有利なものとするように交渉を進めることが可能です。

相手がスピードをかなり出していたり、ライトをつけていなかったりした場合には、しっかりとそのことを主張するようにしましょう。

5パーセント、10パーセントという小さな数字であっても、こうした主張によって自分に有利な割合になることがあります。納得できないのであればしっかりと交渉をしましょう。

まとめ

  • 駐車中にぶつけられた場合は相手の過失100%が原則
  • 信号待ちや交差点の右折待ちの時にぶつけられた場合も相手の過失100%が原則
  • ただし、どちらもちょっとしたことがこちらの過失として認定され過失相殺される場合もある
  • 走行中にぶつけられた場合は、被害者側にもある程度の過失があると認定される場合が多い

原則としては、駐車中や信号待ち、右折待ちといった止まっている時にぶつけられた場合と、こちらも走行中といった動いている時にぶつけられた場合とで過失の割合が変わってくるということですね。

その原則を踏まえ、被害者側・加害者側に小さな過失がどれくらいあったのかという点を考慮して、最終的な過失割合が決まります。

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