過失割合を決める際に本人同士の示談はNG!保険会社の交渉次第

過失割合を決める際に本人同士の示談はNG!保険会社の交渉次第

交通事故の過失割合は、受け取れる慰謝料の額に大きくかかわる項目です。

一般的には加害者・被害者の保険会社同士が話し合いをして決定しますが、まれに加害者・被害者の当事者同士が直接示談交渉をするケースもあるようです。

当人同士の示談交渉は、過失割合の決定のみならず色々な面で不利益を被ってしまう原因になりかねません。必ず、お互いの保険会社に処理をお願いするようにしましょう。

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過失割合は本人同士の示談で決めないこと!

交通事故が起きた場合は、必ず警察に連絡するとともに、お互いの任意保険会社にも連絡して処理をお願いするようにしましょう。決して、本人同士の示談とすることがないようにしたいものです。

というのも、その場の雰囲気や当事者同士の態度によって、過失の所在があいまいになってしまうからです。

保険会社にせよ裁判所にせよ、過失割合を決める際には、しっかりとした事故状況の把握と過去の判例からの参照がなされていますので、客観的で冷静な判断がなされています。

しかし、本人同士の示談だとどうしても冷静な判断ができなくなってしまうので、自分に有利な内容で示談をまとめることができなくなってしまう可能性が高くなります。

また、慰謝料の額についてもしっかりとした分をもらえなくなったり、示談した後にむち打ちを始めとする後遺症が出てくるなどの可能性もあります。

必ず、保険会社を通して過失割合を決めるようにして下さい。

過失割合を決めるのは基本的に保険会社!納得がいくまで交渉を!

加害者側・被害者側の保険会社同士による話し合いが行われて過失割合が決まると、保険会社から通知が来ます。

その際に、しっかりとその根拠がどのようなものか聞くようにしましょう。特に、自分にも過失があるという形で割合が決定されているのであれば、なぜ自分にも過失があることになっているのかを確認した方が良いです。

ここで納得できる形で決定しておかないと、あとから苦労することになります。なぜならば、この過失割合によってもらえる慰謝料の金額が大きく変わることになるからです。

また、過失割合は保険会社同士が話し合って決めているものですので、その話し合いの方法によっては、より自分に有利な割合に持っていけることがあるからです。

始めに保険会社から過失割合がこうなりました、と言われても、それが変えられない決定事項だと思わないように。もし、その割合に不満があって、変えてほしいと思うのであれば、その旨の保険会社に伝えましょう。そして、もう一度話し合いをしてもらうことが可能です。

その際には、なぜ決められた過失割合に納得がいかないのか、相手にもっと過失があると思うのであれば、どんな根拠があるのかを具体的にしっかりと示すことがポイントです。

交通事故処理の原則としては、証拠がない限りは本人の証言が採用されるというルールがあります。そのため、単なる主張をするのではなく、具体的に何らかの証拠を提示する必要があるのです。

この時に不安な点があったり、保険会社が心もとない場合は、弁護士に相談するという方法もあります。

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過失割合と慰謝料の金額との関係

ここまでも何度か触れましたが、過失割合はそのまま慰謝料の割合となります。

つまり、加害者側に80対20の過失割合となるのであれば、被害者であるこちらは、基準に基づいて算出された慰謝料の80パーセントをもらえることになります。もちろん、100対0であれば、すべての金額をもらえることになります。

このように、過失割合が慰謝料に及ぼす影響は大きいので、しっかりと納得のできる過失割合の決定をするようにしましょう。

詳しくはこちらの記事でまとめています。

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まとめ

  • 過失割合を決める交渉を含む示談交渉を、加害者被害者の本人同士で行わないこと
  • 保険会社同士が最初に提示した過失割合は決定事項ではない
  • 過失割合がそのまま慰謝料の割合となる

受け取れる慰謝料の金額にダイレクトにかかわってきますので、過失割合には神経質になるべきです。

納得がいかない場合は、弁護士に交渉をお願いすることも裁判に訴えることも可能です。

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過失割合は通常、加害者と被害者の保険会社同士が話し合うことで決まります。 ⇒過失割合と過失相殺とは?その決め方と保険会社の役割...

本人同士・当事者同士の交渉は論外ですが、保険会社に任せた場合であっても、納得がいくまで話し合いをしてもらうことが重要です。

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